導火線
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千葉真一引退!?
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/entertainment/wide_show/?1184572130
いきなり突然な感じのニュースだが、まあ自分が思うに今は大河の板垣信方役で燃えつきた満足感と何となくな勢いで言ってしまっただけで、そのうち必ず復活してくれるんじゃないかと。 引退、というより充電?と見るのは希望的推測? でも、またその雄姿を見せてほしい。
一ファンとしてそう願う。
「マスター・オブ・サンダー」の源流役をお願いしにうかがった時、「日本のアクションはねぇ、全てオレが始めたんだ! オレが切り拓いて来たんだ!」と怒鳴りつけられ、「何なんだ、この人は!?」と思ったものだ。しかし、「そりゃ君たちだって、アクション映画をやりたくてウズウズしてるだろう。でもなあ、一番飢えてるのはこのオレなんだよ!」という言葉を聞いたとき、ハッとした。おこがましいが、とてもシンパシーを感じた瞬間だった。
「アクションはやらないぞ。絶対やらない!」と言いつつも、「坊主だったら、拳じゃなくて、この親指一本でこう!クルッとさあ!!」などといつの間にかアクションの話になってしまっている元祖「アクションバカ」千葉先生。
撮影が始まっても、自分がテストで転がって見せると、「遅い!君は遅いよ!オレの方が全然速い!・・・何だったら、競争してみるか!?」なんて言って、本番では本当にムチャクチャ速くて(笑)スタントマンが追いつけなかったほど。
「この、ここでトランポリンでピョーン!!と飛んでさあ・・・」
「だ、誰が飛ぶんですか!?」
「そんなの、オレが飛ぶに決まってるじゃないか! オレは今でもW宙できるぞ!一回だけなら! ・・・何なら見せてやろうか!?」
「(本当は見たいけど)い、いや。大丈夫です・・・。」
このへんのエピソードは実話&ほんの一部だが、そんなパワフルな人が「体力の限界」で引退なんて・・・。
本当に動けば動くほどその魅力が際立ち、世界中のどんな人が見てもグッとくる、ある種の「熱」を表現することのできる、本当に貴重な俳優さんだと思う。
JACや倉田アクションクラブのOB30人ほどがかけつけ、固唾を呑んで見守ったエンディングの撮影・・・。ああ、あの胃の痛いような緊張感がまた甦ってくる(笑)。
千葉先生、また何か一緒にやらせてください!
折りしもWOWOWでは昨日から「真夏の千葉真一!アクション大感謝祭!」放映中!
「ドーベルマン刑事」や「直撃地獄拳 大逆転」、18日には「マスター・オブ・サンダー 決戦!!封魔龍虎伝」が初登場! 「現役バリバリ」の倉田先生との対決をぜひ!!
http://www.wowow.co.jp/movie/
香港では8月3日公開決定「導火線」のセカンドトレーラー! 必見!!
↓
http://jp.youtube.com/watch?v=UYsbxBZxBaI
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日活芸術学院で特別講義。・・・っつっても、映像科の1年生に対してなので理論よりは(←翌日は大林宣彦監督、翌々日は望月六郎監督がやるので、そのへんは自分なんかが話すより説得力あるでしょ)、自分の今までの体験を話した方がいいかと思い、話のつかみに「ジャッキー・チェンの映画を映画館で見たことある人~!?」と挙手を求めてみた。100人近くいる中、わずか数人・・・。
ちきしょー、いきなり出鼻をくじかれてしまった(笑)。その後もわりと反応のうすい若者たちを相手に映像を交えつつも必死で話し続け、あっと言う間に終了のチャイム。・・・うぅぅ。 けっこう、敗北感にまみれていると控え室に質問に来るたくさんの学生さんたち。その質問に受け答えしてるうちに結局、講義の時間より長くなってしまった(笑)。
なるほど、若さゆえの内向性で伝わりにくいが、みんなけっこう内に熱いものを秘めているということはよくわかった。こっちも身体を使って必死で答えたつもり(結局、身体言語が一番伝わる)。 みんな、がんばれ! そしてオレを使ってくれ(またこれかい)。
* * *
調布の日活撮影所は今日も中田組や井坂組などフル稼働していて、景気よさそう。12番で西浦組「はだしのゲン」(←CXのドラマスペシャルだったか?)が撮影中だったので、西浦監督にあいさつ。監督は自分よりひとつ上で、「ちびまる子ちゃん」とか「優しい時間」「エンジン」などを撮った人。以前に中川翔子ちゃんのお母さんに紹介された。現場で会うのは初めてだったので、「おお、監督っぽいじゃねえか~!」と思ってしまった。てまあ、当たり前ですが。
* * *
留守電に「鈴木ですけど・・・」と残されてたので、はてどの鈴木さんだろうと思って聞き直したら、だんだん「都築」に聞こえてきた。う~ん、「鈴木」も「都築」も知らんなあ。
まあいいかと思ってかけ直してみたら、「椿です!」(笑)。そう、椿隆之だった。携帯の番号が変わったらしい。・・・椿、滑舌悪すぎるぞ。でも、元気そうで何よりだ。
* * *
特殊メイクの藤原さんが用賀にムチャクチャうまい焼き肉屋があるというので連れて行ってもらう。予約は受け付けず、5時に開店、肉がなくなったら8時過ぎでも終了してしまう恐れがあるというので、深大寺温泉に行くのをあきらめ直行。・・・もうね、とろけるような肉を死ぬほど食った。ムチャクチャうまい。最近、大したもんを食ってなかったのでなおさらだ。でリーズナブルなんだな。・・・とここまで書いて気づいた。店の名前忘れた。・・・今度聞いときます。藤原さん、ごちそうさま(と当ブログでは珍しい食い物ネタ)。
* * *
某ゲームのオープニングムービー完成! 香港から戻るギリギリのタイミングでの仕事だったので、一度はあきらめたが、ムリしてでもやってよかった。1分ちょいと尺は短いが、けっこう面白いんじゃないかな~と思う。え~、名前は忘れたわけじゃないがまだ書けません。でももうすぐ書けます、ハイ。
YOU TUBEなんかで見ないで買ってくださいね!
(左上)肉!!
(右上)日活所内某工房。夜中に来たら怖すぎ・・・。
(左下)神保町のイベントで清水崇監督にもらった「俊雄ストラップ」。
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夏の間にできればいいな~と思う作品の打ち合わせを延々8時間・・・。なかなか、面白くなりそうな予感。
作品への関わり方はいろいろある。頼まれて、興味があるのでやる作品。興味があるので、頼んでやらせてもらう作品(興味がないものは、やらん)。でも、今回は「やりたいから、やる」ということ。たまにそういうことをやって、自分の中でバランスを取らないと。
さてさて、今日はもう7月1日ですよ。それも、2007年の。香港が中国になってから、もう10年。
10年前の今日の今頃は、香港コロシアムで返還イベントの準備でグチャグチャになっていた。でも、すごかったなあ。ドニーが30人を相手にアクション、七小福(サモ・ハン、ジャッキー、ユン・ピョウ、ユン・ワー、元彬、元武、元寶)は全員側宙で登場し(サモ・ハン先生が足を捻挫したので本番は歩いて登場)、イーキン、小春がワイヤーに吊られて剣を振り回し、ジェット・リーは演舞(翻子拳だったか)を披露。ジェット・リーなんか、リハで軽くやっただけなのに、そのあまりの風格に(まあ、「ワンチャイ」の音楽がBGMにかかっていたこともあるが)、みんな準備の手を止めて見入ってしまったほど。チャウ・シンチーもいたけど、何やってたっけなあ・・・。忘れた。
あれから10年経って、香港は結局変わったようで変わってない。みんな、ちゃんと映画も撮れてるし、むしろ上海とか北京に移住する芸能人もいっぱいいる。
もし、「来年から日本が北朝鮮の一部になります」なんてなったらどうする(でも、そんなことだよな)? パニックでしょうねえ・・・。
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