武師會
日本に日俳連アクション部会があるように、香港にも「香港動作特技演員公會」、通称「武師會」というのがある。
http://hongkongstunt.com/Rule.asp
自分の場合は、董偉(Tung Wei)というアクション監督に推薦人になってもらって1994年に入ったのだが、一応細かい規則があって、こうして改めて見てみるとなかなか興味深い。
例えば、「1撮影日の定義は9時間。それをオーバーしたら、1時間ごとに(本来のギャラの)20%加算」「オーバータイム1時間の定義は30分以上60分以下」「旧正月3が日はギャラ3倍」「外国映画やCMの場合は通常の50パーセント増し」「つながりは300HKドル加算、次のつながりまでの撮影日の期限は15日、それ以上の場合は拒否できる」「離島で仕事をした場合は、集合時間から都市部の港に着くまでを工作時間とする」「食事の時間は1時間」などなど、まあ実行されてるのから、完全に忘れ去られてるのまでありますわ。
アメリカのSAGとかだとインセンティブ契約とか、もっと細かいんでしょうね。
ちなみに、「武師會」はいわゆるユニオンとかではありません。だって「公會(アソシエーション)」であって「工會」じゃないから。
でも賃金、というか最低料金が決まってるのは、わかりやすくていいやね。制作会社からスタントマンに直接手渡されるし。
この前、中国のTV番組を見てたらジェット・リーのインタビューで「アメリカでの1本目(ということは、あれですね)の時に最初にギャラを100万USドルで提示された。普段より少ないけど、OKしたら向こうは『・・・じゃあ、75万USドルだな』と言ってきた」んだと。「それで、断ろうと思ったんだけど、まず出るチャンスが欲しいからそれで同意したら、『・・・よし、50万USだ!』」って。オッケーだっつってんのに足元見て更に減額を迫るんだって。リアルな話だ・・・。
そこから、税金だのエージェントだのいろいろ引いたら、ほとんど残らなかったみたいなことを話してた。
まあ、結局労使の交渉というのは実績と需要次第、ということですね。
実績、積まなきゃねぇ(ため息)・・・。
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