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2008年12月31日 (水)

明天一定會更好!

今年もたくさん笑い、怒り、感謝した1年だった。
アクションの神様、来年もよろしくお願いします・・・!

祝大家身體健康、萬事如意、心想事成、龍馬精神!!

May all of your wishes come true in this up coming year 2009!!

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2008年12月26日 (金)

エリック・ツァン

香港で買った「焦點影人 曾志偉」という、おそらく映画祭か何かで出版されたエリック・ツァンの特集本がめっぽう面白い。
日本では、知ってたとしてもコメディアンとしてか、「インファナル・アフェア」のヤクザのボスとしての認識ぐらいだろうが、香港ではプロデューサーで監督で俳優で脚本家で司会者でという、文字通りの「大ボス」だ。
スタントマン協会の前会長でもあるし(彼がスタントマンをやってたことは香港人もほとんど知らない)。

本の中から、興味深かった記述をいくつか(興味の無い人は何のこっちゃでしょうが)。

・シネマシティ時代は、純利の中からプロデューサー(もしくは企画)が7,5%、監督が10%を受け取ることになっていた。「悪漢探偵」は自分が両方兼任していて、1000万HKドル以上の儲けが出た。        
計算上は170万HKドルのボーナスがもらえるはずだったが、100万ドルの小切手しかもらえず、しかも「悪漢探偵」のパート2は予算をかけすぎて儲けが出ず、その年は収入ゼロになったから出て行くことにした。

・「大福星」はもともと自分は出る予定ではなかったが、クランクインしてから数日たってゴールデン・ハーベストのレオナルド・ホーが助けを求めてきた。
ジョン・シャムが出ないことになったので、彼が出ないバージョンの新しい脚本を書いてくれないかと言われたので、オーケーする代わりに日本行きのチケットを何枚かくれと言った。
そして4人の脚本家と一緒に日本に行き、1日であらすじを考え、2日目にそれぞれが10シーンずつ書き、3日目に交換して1冊にまとめた。4日目の帰りの飛行機で「霊幻道士」のアイディアまで作ってしまった(!)。

・監督をしていた「サンダーアーム 龍兄虎弟」でジャッキーが大ケガをしてしまい、自分達も香港に引き返す用意をしてたら、ゴールデン・ハーベストの人間が来て『ユーゴスラビア側との契約でこの映画の総予算は140万USドル。双方が70万USドルずつ出し合い、ただし140万USドル以下におさまった場合はこっちが全てカバーすることになっている。すでに85万USドル使ってしまっているので、このまま撮影をやめれば、こっちが全額払わなければならないが、お前が140万USドルを使い切ってくれると70万USドル支払うだけですむ。だから、何でもいいから撮影を続けてくれ』と言われた(←ホンマかいな?)。

・ゴールデン・ハーベストではブルース・リーやジャッキー、マイケル・ホイらの映画はすごく当たってるのに、それに見合う報酬が払われてないような気がしていた。
会社側はもちろんいろんな理由を挙げるけど、本当かどうかなんて自分達でやってみないことにはわからない。
そこでサモ・ハンに「七福星」を自分で投資して撮ることを提案した。1本やってみたらその前の「大福星」は実はいくらぐらい稼いでいたのか察しがつく。
そのあと自分も「十福星」を立ち上げてみた。カール・マックが何で映画界から引退したかわかるか?なぜなら、これで大儲けしたからだ。
当時カール・マックとサモ・ハンに持ちかけたよ。「もしやる気があるなら、オレに7日くれ。あんた方は主演をするだけで、あとはオレに任せてくれれば、それぞれ1000万HKドルはかたい。オレも200~300万HKドルは儲けが出るはずだから。7日だよ、たったの!」って。
当時カール・マックはシネマシティの宝、サモ・ハンはゴールデン・ハーベストの宝。ずいぶん恨まれたよ。

・・・見かけより、ずいぶんシャープな人みたいですなぁ・・・。

Image233 ・・・この笑顔の裏でいろいろ考えてるんでしょう、きっと。

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2008年12月22日 (月)

看電影

Image211 「葉問」 今日で見るのは4回目(!)。
「証人」 久々に手に汗握らされた。2回見た。 傑作。
「女人不壊」 ツイ・ハークの新作。意味がわからなかった(笑)。
「狼牙」 ウー・ジンの監督主演作。ひどかった。

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食在香港2

Image207Image208_2 これも大好き、瀨尿蝦(ライリウハー)←シャコっすね。

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食在香港

Image209 大好物の叉焼&焼肉!

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2008年12月17日 (水)

聖誕節的香港

昨日から香港です。街中はクリスマスのイルミネーションがピカピカしてて、でも六本木とかの方がキレイ(笑)。
あと、「葉問」のポスターとかCMとかがガンガンやってて、ああこれがこのシーズンの目玉映画なんだなあという感じ。
ドニーは今日から広西、南京と宣伝に行くらしい。大陸ではもう3日で3000万人民元の大ヒット中なんだと。
さあ、今日は歩くぞ~。

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2008年12月11日 (木)

業務連絡

ちょっと前の日記で「某大学で講演」と書いたところ、問い合わせがあったので詳細を。

日時:2008年12月15日
時間:14:40~17:30pm  粉川哲夫教授「表現と批評」
場所:東京経済大学 6号館地下1階「スタジオ」

3時間弱しゃべり倒しますよ~・・・。学生以外でも参加オッケーらしいので、どうぞ!

あっ、同業者の冷やかし厳禁!! 

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2008年12月 8日 (月)

ナイキ!

ふっはっは!
作りましたわ。自分だけのオリジナル・ナイキシューズ・・・!!

小田監督に紹介していただいたナイキジャパンの森部さんに相談に乗ってもらって、作ってきましたよ。もう何千パターンという組み合わせが可能なので迷った迷った。迷いすぎてしまったので本能のままに組み合わせていったら、なぜかピカピカに(笑)。

まあ、これぐらいやった方がオリジナル感出るでしょ。ねぇ?

・・・ちなみに森部さんは、何と何と同じ奈良市立富雄第三小学校の1学年違いということが判明!

森「へえ、大阪出身ですか?」
谷「ええ、正確には奈良ですけどね。富雄って知ってます?」
森「えっ、僕は実家が帝塚山南ってとこですから・・・」
谷「ああ、よく知ってますよ。富雄第三小学校行ってましたから」
森「・・・えっ!? えええええええええええええーっ!! 僕もですよ!」
谷「ええええええええええええええーっ!!」

・・・ということで、あとは地元トークでした(笑)。ほら、社会に出て同じ大学とかね、あと泉ピン子さん(同じ品川区立日野中学校出身)みたいに東京の中学とかなら可能性あるかもしれんけど、まさか奈良の小学校の同窓生がこんなとこにいて、自分の靴を作ってくれるなんて!

いや~、不思議。

何か、不思議。

                 Image201
Image202 コレがそのおクツ。刺繍も入れてしまいました!!



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2008年12月 5日 (金)

龍魂!

”心に熱き「ドラゴン」を持つ男たちの雑誌”「ドラゴン・スピリッツ 龍魂」が12月19日、朝日新聞出版から発売!!
ブルース・リーから倉田先生、中村頼永、ホイ4兄弟に中川翔子ちゃんのお母さんの桂子さん、そして真樹日佐夫・・・と、何かスゴイ面子になっている!
・・・それで谷垣のインタビューも5ページほど載ってますんで、よろしく(結局これが言いたかった)! 
定価は2,600円(!)

Dragon_spirits 倉田先生カッコいい~!!
しかし、表紙だけ見たら朝日新聞出版というより洋泉社って感じだな・・・。

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2008年12月 3日 (水)

香港スタント・・・。

香港に行ったばかりの頃、自分は徐寶華(リドリー・チョイ)という武術指導についていた。彼はパッと見は大江千里のパチモンのような兄ちゃんなのだが、スタントに関してはもうムチャクチャだった。
もう、殺されるかと思った。
我ながら、よく無事でいられたと思う(いや、マジで)。
昔の作品は多くが日本未公開なのが残念だが、徐寶華がアクション監督をした作品をたまたま見つけたので紹介しておこう。
         ↓

http://www.youtube.com/watch?v=g6c8eZy5bgY

・・・もう、キXガイでしょ!? こんな小さな女の子にさえこの仕打ちなのだから、これが我々スタントマンになると推して知るべし・・・!!

皆さん、身体は大切に(笑)。


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2008年12月 1日 (月)

年尾

ふ~、やっと秘宝のコラム書き終わった。
連載始めさせてもらってもう来年で10年になるが、あれだけの文字数でもけっこう時間かかってしまうんですよ、これが。いつの間にか日記形式になってしまっているが、日本の仕事は守秘義務があってリアルタイムで書けないし、書ける頃にはもう当の本人が忘れてしまっている。「あれ~、あの時なんであのアクションになったんだっけ?」とか。思い出しながら臨場感を持たせ、かつ面白く書くなんてのは至難の業だ。

何が言いたいかというとですね、最近読んだ本で抜群に面白かったのが、橋本忍著「複眼の映像  私と黒澤明」。
「羅生門」とか「生きる」「七人の侍」とかで脚本をつとめた橋本忍が黒澤明との凄まじい共同作業を、あたかも昨日起こったかのような筆致でリアルに書き綴っていてね、ああすごいなと。よくこんだけ誰がどう言った、ああやったなんてのを覚えとんなぁと。90歳にしてすんごい記憶力。こっちは昨日何食べたかも覚えてないのに(笑)。
あのとき、黒澤明が自分に言った言葉に対して自分はこう答え、その帰りにどういう風景が見えてきて、そこにどういう閃きがあって、それを小國英雄がどう判断して、そしてこう具体化して、みたいなことをね、もちろん50年以上前のことだから勘違いしてることや都合のいいように解釈してることも多分あると思うんだけど(自分なんか10年前のスタントだって、いつの間にか飛んだビルの階数が増えてたりして、いざ見に行くとその低さに愕然としたりする)、それはそれでこの本自体が「橋本忍の羅生門」だと思えばとても興味深いこと(←わかります?)。
ああ、こういう経緯で「七人の侍」ってのは出来たんだ!みたいなことも書かれていて。今まで黒澤組の現場スタッフの話はよく見聞きしてたけど、シナリオの創作、共同作業での役割分担の実体(リーダーは小國英雄だった!)とかがわかって、もう面白くて一気に読めてしまった。

・・・自分も今月、某大学で講演をするのだけど、アカデミックな語り口で行きたいものです(気持ちだけはね)!

Image199 ちなみに新宿の角川シネマで「羅生門」上映中!デジタル・リマスター版だから、初めての人も入りやすいはず。

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