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2009年10月25日 (日)

今日の出来事17

10月23日 
何かこっちに来てから体調悪い。現場が人が多くて、ホコリっぽいこともあって、完全に風邪をひいてしまった。鼻水が止まらん。どっからこんなに水分が出てくるんだ・・・?
昼食前に、今日はウィルソン・イップ監督の誕生日なので、みんなでお祝い。
アクション監督のサモ・ハン率いるアクションチームの部屋には厨房が用意されていて、いつもスープだとか、鶏だとかをふるまってくれる。「陳真」では、自分たちも厨房作ってもらおうっと。

10月24日
日本から来るスタントマンのビザの手続きが完了して、あとは出発日を決めるだけ。
こっち来たら、まあいろいろ大変なことはあるだろうけど、できるだけ楽しんで、存分に暴れてほしいと思う。
今日はドニーの家族が来たので、撮影終了後にホテルの日本食レストラン「FUKAMI」で鉄板焼き。
その後、「キネ旬」別冊用の記事を書こうとロビーにおりたところで、明日の撮影が休みになったとの連絡。「じゃあ、今日ちょこちょこっと書いて、明日清書しよっ!」という思考回路になってしまった。
ダメ人間だ・・・。

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(左)風邪です・・・。
(右)バナナを揚げたヤツにアイスクリームをのせて、ファイヤー!

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2009年10月22日 (木)

今日の出来事16

10月21日 朝から「葉問2」の現場。これで1日終わる。

10月22日 今日は「葉問2」は撮休。「精武風雲」の方も特に大した動きがないので、ホテルのジムでシャドーをしたり、ミット打ちをしたり。そういえば上海に来てから、こういう汗を流していなかったから、ちょっと気分いい。
本当なら今日は日本で「日俳連アクション部会」の会議に参加していたはず。今期からJAEの西本良治郎委員長のもと、副委員長の職を仰せつかっていたのだけど、初っ端から参加できずで本当に残念。
アクション映画に従事する者たちの集まりとしての「アクション部会」を今後どのように展開して行くべきか。「香港スタントマン協会」での経験などを通して、自分なりにやりたい事はたくさんある。それにはやっぱりより多くのスタントマンに呼びかけて、アクション部会に参加してもらい、自分たちの地位を上げるように一緒に盛り上げて行きたいもんだと思ってるんですが・・・、まあ地道にやっていきます。
夜、香港に行ったばかりのときにお世話になった読売新聞北京支局の佐伯さんとか、「カンフーくん」でメイキングをやってもらい、最近上海に移り住んだ道副さんとかに電話。近いうちに会えるといいけど。ついでにチャン・チュワンの先生にも電話してみたが、つながらず。
さあ、これから「キネ旬」の「日本&世界のアクション映画ベスト10」という記事を書かないと。
何か、「これを入れてくれ!」というのがあったら教えてくださいませ!

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ドニーおすすめの「生煎包」。6個で10元。ちょっと焦がした小龍包みたいな感じで、めーっちゃくちゃうまい!

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2009年10月21日 (水)

今日の出来事15

10月18日 朝から「精武風雲」のロケハン。まだまだ、詳しい事は書けません・・・。
そのあと、「葉問2」の現場におじゃまする。ちょうどエンディングの撮影中で、サモ・ハンは今日は挨拶するとニコッと笑ってくれた。きっとこのブログを見てるな(笑)。
最初こそ、ドニーといろいろ話してたから間が持ったけど、人の現場を見てるだけというのはなかなか退屈で、早めに帰る事にする。今日は久しぶりに熟睡だ!

10月19日 今日も朝からアンドリュー・ラウ監督も含めて、もういちど昨日の場所をロケハン。そのあと、夕方まで打ち合わせ。そして、ホテルをドニーと同じところに移る事になったので、せっかく昨日きれいに並べた衣類や洗面具などをまたバッグに入れて、市内を移動する。
そのあと、「葉問2」の現場。サモ・ハンは今日も笑ってくれた(笑)。
夜はドニーとイム・ワーと打ち合わせ。
日本にいると眠りっぱなしの、「アクション脳」がぐんぐん鍛えられてるいってる感じがする。

10月20日 朝から「葉問2」の現場。連日、リングの上で葉問と外国人ボクサーのシーンが撮影されているのだが、相手役の外人どっかで見た事あるなあと思ったら、「太極拳」や「Blood Moon」に出てたDarren Shahlaviだった。話してみたら、共通の友人がたくさんいて、年齢も近いので、けっこう盛り上がる。
そうしてるうちに、アンドリュー・ラウ監督との打ち合わせでホテルに戻り、そのうちに「葉問2」の現場を終えたドニーが合流。
さあ、だんだん面白くなって来たよ〜。

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2009年10月18日 (日)

今日の出来事14

10月13日  ハイ、というわけで29歳になりました!ケータイメール&PCメール&ミクシイ&FACEBOOK&当ブログなどからいろいろお祝いのメッセージありがとございます!
突っ走った20代、試行錯誤の30代を経て、実りある40代を迎えられるように30代最後の年を精一杯頑張る所存です。・・・って言うほど実は意識はしてないですけど。
今日もいつも通りにいろいろやって、稽古もしたりなんかして普通に1日が過ぎて行く。
誕生パーティーみたいのはあんまり好きじゃなくて、数年前にサプライズでやってもらったときにも思わず悪態ついてしまって、みんなドン引きという事態に陥らせてしまった。それ以来みんなビビってしまって、何もしてくれなくなりました(笑)。
あの時いた人、すいません。とても大人気なかったです(反省)。

10月14日  今日もいろいろ打ち合わせ。何しろ4ヶ月!も日本にいなくなるわけで、直前になった途端に急な打ち合わせが入る入る。もうわけがわからん。
夜は小田一生さんと某グループのMさん(イヤだね、この書き方)と目黒で食事。盛り上がってたら、深夜の2時になってしまっていた・・・。
明日の13時までにあげなければならない原稿があったのだけど、このまま家に帰ったら寝てしまうと判断、渋谷のまんが喫茶に入ってひたすら書く。終わったら朝の10時になっていた。

10月15日  そういえば正午にビザを取りに行くのをすっかり忘れてて、家に帰ってる時間はないので、そのままサウナに行ってサッパリしてから六本木、吉祥寺と移動。
そのあと、AAC(「牙狼」などのアクションチーム)の吉田瑞穂さんと会う。今までもなぜかプロレス会場とかではお見かけしてたんだけど(笑)、こうして話をさせてもらうのは実は初めて。AACといえば、その昔「未来忍者」という作品があって、「すげ〜」と思いながら、見てテンションを高めてから練習に行ったもんだった。「チャンネルAAC」という作品もドイツでドニーたちと笑い転げながら見てた。こしげさんのことを「天才だ!」と絶賛してたな〜。
そのあと、八王子まで移動して打ち合わせ、そして三鷹に行き、小林千枝子さんとフォーを食べる。小林さんは「燃えよ!!スタントマン」の企画や執筆を手伝ってくれた人で、この人がいなかったらあの本は出てなかっただろう。今日もまあ、しょうもない話をいろいろ聞いてもらいましたわ。
もう帰って寝ます。

10月16日  出発前日でこういう時期になって、あれ買って来てこれ買って来てとおみやげの催促がする中国人。前日に言うなよ、わしゃ「ATOM」を見に行きたいんじゃい!!
でも結局それもかなわず、メモを見ながら買い物をして、そのあと倉田保昭先生を訪ねる。先生は自分が会うだけで条件反射的に身がすくんでしまう、数少ない人の一人だ。今日もいろいろありがたい話をしていただき、なかなか痛いところもつかれ、考えさせられる事が多かったっす。
そして新宿にダッシュ! エビヌマ・リーの紹介でジークンドーの日本振藩国術館の中島さん、関さんとすき焼き! 考えたら、今日の1食目だった・・・。

10月17日  そのまま寝ないで荷物をまとめ、部屋を掃除し、でも朝方やっぱ寝てしまい、飛び起きてそのまま空港へ。時間に余裕をもって、上野でとんかつでも食べようと思ってたのに、そんな時間全くなくなってしまった!
ギリギリでカウンターに飛び込みチェックインしようとしたら、もうその時点で重量オーバーになってて5000円取られそうになる。むりやりハンドキャリーに押し込んで何とかセーフ。行きで重量オーバーって、帰りはどうなるんだ・・・!?
そして日本で食べる最後の食事は玉子サンドになってしまった・・・。
そいでまず韓国の仁川空港(今話題のハブ空港ってヤツです)に行き、そっからトランジットで上海に。着いてから軽い打ち合わせして、部屋で荷物整理してパソコンつないでこのブログ書いてる。
やっと落ち着いた〜。明日は朝っぱらからロケハンなんで、もう寝ますハイ。

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2009年10月13日 (火)

あたふた

10月10〜12日 しばらく日本を離れるんで、やっておくことリストを作ったら、これがまああるわあるわ。引き継ぎとか資料作りとか打ち合わせとか原稿とか振り込みとか買い出しとか稽古とか、自分が普段いかに怠惰な生活を送っているかということがわかるというもんだ。
「あ〜、10時になったらやろう」とか言って、結局11時になってしまうとか、よくあるもんなあ・・・。
「あと○日しか日本にいない」と期限を切ることで、こんなにやることが出てくる。
知りたかないけど、自分の寿命とかが事前にわかったりするといろいろ意識が違ってくるんでしょうね(まあ、そんなムダのない生き方もイヤだが)。
「見ておく映画リスト」も消化中。こんなことしてるから、時間が無くなるんだとも思うけど、これはしょうがないす。昨日は「カイジ」と「さまよう刃」を鑑賞。
「さまよう刃」はほとんど予備知識なしで見たんだけど、オープニングの音楽の旋律を聴いただけで「あ、この音楽川井憲次さんだ」とわかってしまった。おそるべし川井節!
あと、「カイジ」はみんなすごいけど、中でも香川照之さんがスゴすぎる。もうね〜、快演というか怪演。
以前にも書いたけど、彼の中国での撮影体験を綴った「中国魅録」はある意味、自分のバイブルでよくロケのときには携帯して、ああこんな悲惨な目に遭ってる(笑)人もいるんだから頑張ろうと思わせてくれる1冊です。


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昨日の新宿ピカデリー。てか、人多すぎだろ! 後ろは別にCGで足してるんじゃありませんよ(笑)。

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2009年10月10日 (土)

今日の出来事13

タイトルに芸がないなあ。

10月6日 朝から六本木で中国ビザの申請。東京では中国大使館が直接の個人申請は受け付けていなく、旅行社を通さないとダメと言われたので、よく使ってる某大手旅行社に電話してみる。
谷垣「あの、中国ビザのことでちょっとお聞きしたいんですが・・・」 
女性の方が出て、「はい。・・・えーとですね、中国ビザは・・・最高で30日になっておりますね」
谷垣「えーっ!? ビザなしで15日いけるのに、ちゃんと申請しても30日なの!?」
女「えーとですね、ちょっと待ってください。あっ、60日になってますね。・・・1次ビザ・2次ビザがあり、有効期限は入国日から30日間・・・」
この人、明らかに大使館のホームページか書類を読んでるだけだ(笑)。あの〜、そのページ、今自分も開きながら電話してるんですけど。
谷垣「取れても2次ビザまでなの? で、どれぐらいかかるの?」
女「少々お待ちください」
と言って何か調べてるみたいだったが、電話の向こうから「もう、こんなのわかんないよ〜」とタルそうな声が聞こえてくる。あんた、お客に丸聞こえだよ(笑)。保留ぐらい押しとけっての。
あげくの果てに、ビザセンターというのがあるからそこに電話して聞いてくれと言われた・・・。
結局、旅行社ではビザ取得に2〜3週間(!)かかり、しかもチケットを購入済みの人に限ってとのこと。そんな前から日程なんか組めるか!
参ったなあと思っていたところ、ある人からビザ専門の会社を紹介してもらい、そんで今朝は六本木に来ているわけです。ここだと、普通に申請しても4営業日、急ぎだと2営業日で90日間の2次ビザが取れて旅行社の半額以下だった!
そういえば、香港にいたときは中国ビザが欲しいときはラッキーゲストハウスという日本人バックパッカー専用のゲストハウスに朝行くと、上に住んでる香港人のオヤジがパスポートを回収して行き、夕方にはマルチビザ(半年間、中国での出入り自由)が押されたものが返って来た。何の事はない、このオヤジは移民局に勤めているので、勝手に窓口になってバイトをしているのだった(笑)。
そのあと、渋谷をブラブラして、新宿で「女の子ものがたり」を鑑賞。「スタンド・バイ・ミー」みたいな感じ。女の子たちは全然貧乏には見えなかったけど。

10月7日 午前中、「映画秘宝」の原稿。締め切りは先月30日なのに、印刷所に入るのがいつか知ってしまっているので自然とあげるのが遅くなってしまう。ある意味、一番編集者に嫌われるパターンです(笑)。高瀬将嗣氏なんかさすが!5ヶ月先の原稿ぐらいまで出してるらしい。自分には絶対ムリだ・・・。
昼からジム行って、夜もジム。

10月8日 ドニーといろいろ電話で打ち合わせ。それを受けて、いろんなとこに電話してたら、1日終了。今日は雨こそ降ってないが、すっげえ風だ。これからどんどん寒くなってくんだろうな〜・・・。

10月9日 昼から打ち合わせ3つ。結局断らなければならない仕事、もしかしたら縁があるかもしれない仕事、まだ実現するかもわからない仕事・・・。それぞれですなあ。
来年の2月中旬ぐらいには帰国しますから、よろしくお願いします(ためいき)。

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ちょっと早めにいただいた誕生日プレゼント。「ゴリラポッド」といって、いろんなとこに巻き付いてくれる(これがゴリラの腕みたいに見えるんだろうか?)。車のドアミラーに付けたら、カーマウントだ!

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2009年10月 6日 (火)

今日の出来事12!

10月2日 午前中に部屋を掃除して、いらないものを徹底的に捨てる。1年半以上着てない服も捨てまくる。今使う予定のない物は倉庫に押し込める。スッキリした!
午後から打ち合わせ。といっても来年3月の話。生きてるかどうかもわからん!

10月3日 中国側と電話で打ち合わせ。来月から始まる中国映画は、まだストーリーの箱書きしかない。日本じゃ考えられん事だ。日本だと準備稿から撮影稿に至るまで、4〜5回は製本するだろう。そのホンをよりどころに出資が決まり、キャストが決まり、ロケ地が決まって行く。
この「台本を製本する」という習慣はもしかすると日本独自のものかも知れない。
香港映画はその日の分の差し込みをペラ1、2枚で渡されるだけだし(もちろんベースとなる脚本はあるけど)、アメリカ映画だって毎日のように色の違う差し込みが渡され(そうするとどこが直しが入ったかがわかる)、元の台本のページと差し替えれるように、クリップで止めてあるだけだ。中国映画に至ってはスタッフが台本を持っているのを見た事がない(笑)。
日本映画の撮影が往々にして、その綺麗に製本され、完成された台本を日々忠実に「消化する」のに対し、香港映画では、台本というのはガイドラインでしかなく、その現場の空気感(気分ともいう)で日々足し算されていき、生き物のように蠢き変化するもの、といえるかもしれない。
どっちがいいとかではなく、まあ国民性というか、習慣の違いですね。どっちにしても、現場はカオスだ(笑)。

10月4日 ひっさしぶりに新宿スポーツセンターで練習。日曜だからか、ものすごく人が多く、あっちはキックボクシング、向こうでは空手、こっちでは柔術と、ものすごい体格した人たちが、えげつない攻防を繰り広げている(笑)。梶原一騎のマンガに出てきそうな光景だ・・・。
新宿で日本風の「海南鶏飯」を食べ、早々に家に帰り、明日の予習。家にあると思ってた資料がない! もしかすると2日前に物を整理しまくったときに、一緒に捨ててしまったか・・・。
「酔拳2」「ロッキー3」「ザ・ロック」「英雄」「ドラゴン・イン」や講義で使う予定のDVD、DV素材をチェックしてたら3時になってしまった。おやすみなさい。

10月5日 朝から制作会社に置きっぱなしにしてた機材をピックアップし、東京経済大学へ。今日はここで「身体表現ワークショップ」というのをやる。昨年は「表現と批評」というのをやったのだが、まあやることはほぼ一緒(笑)。
普段へらへらと軽口をたたいているので、こういうのも大丈夫でしょ?と思われてしまうのだが、今回のように物事を系統立てて、論理的に語るという作業は大の苦手。よって、映像資料をバンバン見せて、最後の1時間は立ち回り&ワイヤーをやるという、勢いにまかせた講義に(笑)。
ただ、最終的には自分たちが手助けしてあげるのではなく、やられ役も学生、ワイヤーで吊られるのも学生、それを引っ張るのも学生(女子もひっぱった)、そしてそれに対して学生たちがダメだしをするという、「自給自足」のアクションができたのはよかった。
やってるうちにワイヤーの引き手でも、リーダーシップを取る人間が出て来て、「ここのタイミングでさ・・・、」とみんなで息を合わせようとしているのがなかなか興味深かった。
立ち回りをするもの同士でも打ち合わせして、キャラを決めてたり(笑)。
感想を読むと、「ワイヤーを引っ張るのが楽しかった」という人が意外に多かったなあ。
でもあんまりうまくならないでね、仕事なくなるから(笑)。


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2009年10月 3日 (土)

今日の出来事11

9月29日 朝からいろいろ連絡とか相談とか。ビザの事で大使館に電話したり、オープンチケットの値段を旅行社で調べたり、何か複数の雑誌社から何ちゃらベスト10の原稿頼まれたり、資料で使うDVDのコピー焼いたりと、仕事に関係あるんだけど直接は関係ない事やってたら、あっという間に夕方になってしまった。
稽古まで時間がまだあったので、DVDで「ゆれる」を見る。毎回、違った受け取り方が出来るすごい映画。今回も子供時代の8ミリの映像のとこで「あーっ!」と思った事があった。それが見る側の勝手な深読みだったとしても、何か豊かなものを得た気になってしまう。普段、「アクション」という、わかりやすいジャンル映画しかやってないので(それはそれでとても尊い)、こういう映画にはちょっぴり憧れと嫉妬がまざる。
稽古の後、新宿でもつ鍋食べて、ゴールデン街でエビヌマ・リーと合流。普段まったく飲まんのでゴールデン街初体験だったのだが、たまたまそのお店が崔監督の行きつけだったようで「カムイ外伝」のポスターが貼られてた。2件目を出る頃には、すでに記憶喪失(笑)。

9月30日 起きたら、頭がまだ痛い・・・。映画秘宝の原稿を書き始めて、途中で挫折。キネ旬の原稿を書き始めて、香港からの電話でまた挫折。

10月1日 てか、もう10月だよ!昼から国分寺の東京経済大学へ。来週、ここで講義をするのでそのためのロケハンみたいなもん。ろくに大学に通ってなかったくせに、久しぶりにキャンパスに入ると全体にキラキラとしたオーラを感じる。きっと当事者じゃないからだな。
夕方、五反田イマジカでトニー・ジャー監督/主演「マッハ!弐」の内覧試写。良くも悪くも今の日本じゃ絶対に作れないアクション映画。カンフーだとかサムライだとか三節棍だとか、トニー・ジャーが子供の頃から好きだったものを全部入れちゃった感じ。ある意味、「トニー・ジャーの、トニー・ジャーによる、俺たちのための」映画。タイで昨年の興行収入第1位って、タイの客はわかってるな〜! 試写室で「ハイキック・ガール!」の西冬彦さんや江戸木純さん、宇田川幸洋さん等と一緒になり、最近のアクション映画の話で盛り上がった。
「マッハ!弐」は2010年正月第2弾!だそうです。


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「マッハ!弐」監督主演のトニー・ジャー。「モータル・コンバット2」のタイロケでは一緒にスタントマンやってました。

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2009年10月 1日 (木)

今日の出来事10

9月27日 今日の上海は天気が悪い。朝はホテルの周りをブラブラし、「薩莉亜」(←サイゼリヤ!)でご飯。中国で「ミラノ風ドリア」食ってしまった。しかしな〜、中国語がいつまでたってもうまくならん。今年の夏は3つほど自分に宿題を課し、そのうちの1つが中国語のマスターだったのに。広東語のときは3ヶ月ほどで大体のことは喋れるようになったことを考えると、今回は遅い。やっぱ、その当時に比べると必死さがなくなってるんだろうなあと思う。周りも広東語で喋ってくれるし。こういう現地従業員ばっかりのレストランとかでバイトしたりすると、すぐ覚えられるんだろうな(やらんけど)。
午後からは、空港までドニーのお出迎え。イム・ワーは一昨日はドニーの見送り、昨日は自分の出迎え、そして今日と毎日空港に来ている(笑)。ドニーは相変わらず元気だ。現在撮影中の「葉門2」が終わって、11月から始まる「精武風雲(←これの打ち合わせで今回は来ている)」が終わると、リンゴー・ラム監督でトニー・ジャーと共演する。そのあとも8本ほど撮影予定で、「Kenjiも来年はずっと中国だな」とボソッと言われる。いやいや、絶対ムリ(キッパリ)!
いろいろ11月からの打ち合わせや報告をしつつ、夜はホテルの日本食レストラン「フカミ」でしゃぶしゃぶ。シェフは大連の人だが、京王プラザホテルで修行してたので、日本語ペラペラ。ああ、こんな風に中国語しゃべりたい。食事中にドニーが「ユージはどうしてる?」と聞くので、下村君に電話してみたら撮影中だろうに電話に出た! ドニー「アノ〜、ユージ サン ワ〜、アホ デスカ〜!?」
うん、ただの嫌がらせだな(笑)。

9月28日 朝6時に起きて、ドニーと一緒に「葉門2」の現場に。ウィルソン・イップ監督やプロデューサーのラムラムを始め、みんな知った顔ばっかりなので楽しい。
そこにサモ・ハンが入って来た! 「大哥!」と挨拶すると、自分の肩をガシッ!と掴み、軽く頷きながら向こうに行ってしまった。ものすごい威厳だ(笑)。
昼前に現場を出て、ホテルで荷物をピックアップして、そのまま空港へ。
上海から東京って2時間半だから、新幹線で東京から大阪行くより早いんだよな〜。
帰りの飛行機で「ワイルドスピードMAX」を鑑賞。

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(左)「シンプソンズ」に出てきそうな顔してるが(笑)、今や大監督、ウィルソン・イップ。
(右)空港で食べた「海南鶏飯」。79元って、高過ぎだろ!

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