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2010年1月31日 (日)

今日の出来事35

1月25日 今日でスー・チー最終日。アクションはすっ飛ばして、スー・チーまわりをうめて行く。
美人な女優さんはいっぱいいるけど、彼女は彼女にしかないいろんな魅力があって、芝居もうまくて、いいなあと改めて思った。スタッフにもさりげなく気を使えるから、スタッフうけもいいし。みんな、彼女がいる日は心なしか張り切ってたなあ(笑)。
アクション部的には富田が家の事情で数日帰国することに。いろいろ動いてくれる男なので、いないのは痛いが、帰ってからまた思う存分やってくれればいい。
昨日に続いて、今日も隣の「新・少林寺」のセットからアンディ・ラウ、ニコラス、それからベニー・チャン監督まで遊びに来てた。
ヤッシーは夕食後、明日の帰国に備えて上海に戻った。2日しかいなかったけど、何か得て帰ってくれたはず。また新たな現場で生かしてくれればいいと思う。
撮影の終わり間際、しょうもないことでスタッフを怒鳴りつけてしまい、ちょっと自己嫌悪。
ふ〜・・・。


1月26日 松江には2つ撮影所があり、1つは今我々がベースにしている勝強(Image Maker)。もう1つは車敦にある上影。チャウ・シンチーの「カンフー・ハッスル」なんかはこちらで撮られている。今日はここでの撮影。アクション的には橋からの落っこちぐらいしかないので、自分は撮影部に入ってカメラ回してみたり。
日中はポカポカしてたのに、夕方になったら途端に寒くなり、逃げるように退散。
撮影終了後、監督たちと食事。このレストランはクランクイン前にみんなで打ち入りをしたお店なので、ああもう撮影も終わりに近いんだなあとちょっと寂しく思う。終わるまで、もっと貪欲にならないと。


1月27日 勝強のセットに戻って撮影。今日はドニーがいないので、スタントマンを使って、いろんなリアクションを撮りまくる。こちらのスタントマンは武術はそりゃうまいが、こういったリアクションの技術はほとんどないので、受け身がとれない体勢のまま突っ込んでいく(笑)。しかし、その捨て身な感じが画面に奇妙な迫力をもたらしている事も事実であり、今のところいい効果になっている。


1月28日 今回の題材、「精武門」といえば虹口道場、虹口道場といえばヌンチャク、というわけで今日はドニーがヌンチャクを振り回して大暴れするシーン。
スタントマンが足りないので、自分もイム・ワーも54歳の渡哥まで髪を切って内トラで出演。短髪にして道着を着たら、若いスタントマンから「精武英雄」のときと同じだ〜!とけっこうウケる。てか、お前らがんばれよ・・・。
今日から編集室が撮影現場隣のプレハブに引っ越しし、ほぼリアルタイムで編集が行えることになった。撮影終了後、監督やドニーと編集ラッシュを見て、いろいろ意見を言い合う。今のところ、すごくいい感じ。
それはいいのだが、i tunesにまた不幸が・・・。しばらく立ち直れそうにない。
日本の皆さん、しばらくは電話いただいても留守電です・・・。メールも確認できないっす・・・。
ああ・・・。


1月29日 今日も虹口道場でアクションいろいろ。ドニーもブルース・リーが乗り移ったかのような気迫で、むちゃくちゃカッコいい。セットにはもちろんヌンチャクが小道具としてたくさん用意しているのだが、やっぱり手にとると回したくなってしまうのが男子の常。監督もヌンチャクを回して、自分の顔面にぶつけていた(笑)。
今日は自分も名誉の負傷。ドニーの背中にみんなで竹刀を叩きつけるカットで、自分と至近距離にいた人間の折れた竹刀が戻って来て、顔面にグサッ!と刺さってしまった(笑)。まあ、痛かったが、そういうときにまずするのはできるだけ平気なふりをしてあげること。そうしないと相手も心配するし、思い切って出来なくなるし。
でも、本当に平気なんだと思われて放っとかれると、それはそれでちょっと寂しい(笑)。


1月30日 今日でドニーと道場生たちとのアクションは終了!! ドニーは久々の空中三段蹴り炸裂!! まだ最後の戦いが残ってるが、クランクアップしたかのような充実感はある(笑)。監督は昨日のヌンチャクに懲りたのか、今日は竹刀を振り回していた(笑)。
いい気分で部屋に戻ると珍しい人物からメールが届いてた。土屋宏人くん。
彼は自分の小学校の同級生で、初めて出来た親友でもある。一緒にドラえもんとかウルトラマンとか見て、将来は一緒に藤子不二雄みたいな漫画家になろうとか言い合ってた。そのあと、小学校4年で東京に転校してから自然に連絡は途絶えてしまってたんだけど、このブログにたまたま行き着いたらしくて、連絡をくれたらしい。いや、ネットの力はすごいわ〜。30年会ってない友達にもこうして連絡できるんだから。近況を報告しあって、近いうちに会おうと約束。
しかし、虚弱体質だった自分がスタントやってるなんて、昔の友達はみんな驚いてるだろうな〜(苦笑)。

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2010年1月28日 (木)

今日の出来事34

1月21日 今日はアクションはなかったのだが、600人のエキストラがいるので演出部として稼働。毎回思うが、こっちのエキストラは本当にひどい。素人以下だ。社会主義国家のくせに、マスゲームの国のくせに、みんな見事にバラバラだ。警察予備隊みたいな連中も参加してるのに、銃の持ち方さえも統一できない。まっすぐにすら並べない。
隊長みたいな人も指導そっちのけで、「スー・チーってどの人?」とか、アンソニー・ウォンを指差して、「あの人はロシアかどっかの俳優さん?」とか聞いてきやがる。
途中、日本の軍人の格好をして内トラもやったのだが、「日本人そっくり!」とあちこちで言われた(そりゃそうだ)。最後の方は撮影部としてカメラも回す。もう、何でも屋さんですわ。


1月22日 勝強の撮影所内でワイヤー。これで外のセットは終了し、残すは虹口道場でのアクションのみ(これが大変なんだが)。撮影終了後、完成したセットを見に行くが、センス・オブ・ワンダーな出来に軽い不安を覚える。大丈夫か・・・?
そのあと、日本人俳優Aさんの空手の練習。田中さんも到着(何事もなくピックアップできた。珍しい!)。そしてそして倉田保昭大先生もついに到着!! さっそく監督と打ち合わせを始めるが、アンドリュー・ラウのすごいところは初対面の人にでも、全く心の壁を感じさせることなくフレンドリーにふるまえることだ。倉田先生にもすごく気を使いつつ、それがすごく自然な感じ。彼は優れた監督だけど、このへんにも成功の秘密があるのかもしれない。
そのあと日本人スタントチームを引き連れて、倉田先生の部屋へ挨拶に。いまだに緊張する・・・。


1月23日 今日から虹口道場のシーン。大勢で空手の練習をするシーンがあったのだが、これがまた揃わないこと・・・。学校で整列とか行進とか習わないんだろうか。
木幡龍さんは上海に来てから、主に吉田さんと一緒に空手の練習を地道にやってきたが、今日は初めてそれが生かされるシーン。ラストにはドニーとの一騎打ちが待ってるから、がんばってほしい。
日本人俳優Aさん(もうこの言い方も面倒くさくなって来たな〜)は今日が最終日で、実は昨日食あたりを起こして体調最悪だったらしいのだが、空手の型をバッチリこなしてくれた。何かね、こういう人ぐらいになると、何やらしてもそれなりにできちゃうんですね。ダンスやってるっていうのも、もちろんあるんだろうけど、こちらの求めてるもののポイントとそれを表現するためのコツが的確なんでしょう、きっと。おつかれさまでした!!
倉田先生は本来の出番は明日なのだが、今日はセットに顔を出して、ゴードンとかと談笑している。田中さんはいつの間にか、倉田先生のカバン持ちをやらされていた(笑)。
そのうち、隣のセットで「新少林寺」を撮影しているアンディ・ラウやニコラス・ツェーなども遊びに来てにぎやかな雰囲気に。
ホテルに戻ると、ヤッシーが待っていた。今回、この撮影を見に来るためにわざわざ上海まで来たアグレッシブが服来て歩いてるような子だ。こういうフットワーク、男は全くないもんな〜。


1月24日 倉田先生大活躍! 型をやったり、瓦を割ったり、そしてドニーとのシーンなど、見てるだけで「おおお〜」と唸るほどの貫禄だ。自分が着たらコントにしか見えないであろう衣装も実にキマってるし、画の迫力というか、気迫がケタ違いだ。ちなみにドニーとのシーンは裸になってるのだが、腹筋割れてる64歳なんてなかなかいないよ(笑)。
撮影終了後は大勢にサインや記念撮影を求められていて、やっぱすごいんだな〜と今更ながらに納得。
実は自分も一緒に写真をお願いしたかったが、次のシーンの準備をしてるうちに帰られてしまった。
ホテルに戻って、先生の部屋で4時間ほど(!)雑談。
こういった撮影を通して、先生といろいろ共通の話題を持てるようになるのがうれしい。


・・・ところで、キネマ旬報社刊「中華電影データブック」が発売中!!
540ページ!! 俳優・スタッフ800人以上紹介!!

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/487376324X/kinejundb-22/ref=nosim


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中国でのお弁当はこんな感じっす。

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2010年1月21日 (木)

今日の出来事33

1月15日 今日は特に大したアクションは予定になかったのだが、監督が「時間が余ったので何か撮りたい」ということで、2階から人を落とすシーンを予定を繰り上げて撮影。
日本人俳優Aさんは今日は本来は出番じゃなかったのだが、急遽呼び出されることに。彼は芝居の雰囲気もいいし、人柄も素晴らしいので、みんなから好かれている。だからかどうかは知らんが、最近になって、どんどん彼の出番が追加されて来ている。
しっかし今日は寒いなあ。ナイターでは中国人スタントマン包子がなぜかパンツ一丁で路地に放り出されるスタント。ガタガタ震えながらやってる姿は何かの罰ゲームみたいだ(笑)。
制作部は何度も言ってるにもかかわらず、ガンガンもお湯も用意しやがらないので、ちょっとむかつく。日本みたいにバカ丁寧にやればいいってもんでもないが、でも最低限の準備はしろやボケ。


1月16日 今日はモンタージュで使う用のアクション大会。
チョメは爆破で飛び出し、猪原はドニーに車内で殴られて放り出され、富田は2階から人力車に落っこち、吉田さんは理髪店でこともあろうに渡哥を絞殺する。
何のこっちゃ?と思うでしょうが、まあ完成品で確認してください。


1月17日 今日もいろいろとアクション。やることないときは撮影部としても稼働。
撮影後半、監督がいろんな部署に怒り狂ってた。でも崔洋一に比べれば全然恐くない(笑)。


1月18日 イム・ワーはビザの書き換えで香港に行き、自分は現場を渡哥に任せてひたすら編集。
撮影終了後にドニーが編集室に来たのでいろいろ意見交換。やっぱり彼が来るといろんなことの結論が早くなっていい。そのあと、近所の映画館でジャッキー最新作「スパイ・ネクストドアー」鑑賞。
ぬっる〜いアメリカのファミリー映画でした・・・。


1月19日 終日編集。いろんなバージョンを作りすぎて、何かもうよくわからん。
そのあと、日本人チームで近所の日本食「漁太郎」でちょっと遅めの新年会。これからエンディングが始まるとそんな時間もないだろうし、ものすごくがんばってる彼らをねぎらう意味もあったのだけど、結局はダラダラ〜とした普通の飲み会に(笑)。
感謝や激励など、言葉にしないと伝わらない事はいっぱいあると思うのだけど、やっぱり自分はそういうことはなかなか口にできない。
アクションマンは照れ屋が多いのですわ。


1月20日 今日はいろんなシーンの撮りこぼし並びにリテイク。撮影所内のいろんなところに簡単なセットを作ってどんどん撮って行く。本来の撮影現場とは似ても似つかないのに、モニターを通して見る絵はまさにその現場そのもの。映画のマジックですなあ・・・。
ドニーなんか、今日だけで4回ぐらい衣装チェンジしたんじゃないか?
猪原が今日はパルクールというか、高いところからの連続飛び降りをやった。かなり難易度が高く、危険だと思って密かに心配してたのだが、実にあっさり成功させてしまった。
「猪原〜!大丈夫か〜!?」 「(シレッと)あ、ええ、まあ・・・」
そんなんだったら、もっと上から飛び降りさせりゃ良かったよ(笑)!

あと2日で日本からは田中さんがまた参戦し、ヤッシーも撮影見学に来、そしてそして倉田保昭大先生も出演しにやってくる!!!
撮影もいよいよ終盤戦に突入だなあ・・・。


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で、漁太郎の食べ放題は写真を撮り忘れたので、翆華のカレーをどうぞ。

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2010年1月15日 (金)

今日の出来事32

1月11日 昨年撮ったアクションシーンの追撮。ここでドニーと日本人俳優Aさんが闘うのだが、このAさん、ほとんど練習をする時間がなかったにもかかわらず、ものすごくパワフルなアクションを見せてくれた。やっぱり普段、生のステージでやることが多いせいか、本番にむっちゃ強いし、短いカットの中で自分を表現する事に長けている。
夜の1時ぐらいまでかかってしまったが、すごくいいシーンになった!


1月12日 今日は撮休だったので、特に大したことはなかったのだが、ドニーからメールが送られて来て、ネットの記事が転載されてた。

http://ent.sina.com.cn/m/c/2010-01-10/22202839331_3.shtml

これの「肆·甄家班:精诚合作」のところ。
漢字ばっかりなので、何となくの想像におまかせしますが、まあ早い話が「ケンジは自分が一番辛い時期にいろいろ手伝ってくれて、今は一人前にやってる」みたいなことを言ってる。
確かに今から13、4年前、「ドラゴン危機一発`97」や「ドニー・イェン COOL」を撮っていた頃のドニーは才能はほとばしっているのに、周囲の環境が整っていなくて、しんどかった。
でもこの時期にドニーと一緒に実験&発見の日々を過ごした経験が、自分自身にも豊かな知識をもたらしてると思うし、今こうしてドニーの時代が到来してるのを目の当たりにするとなかなか感慨深いものがある。自分もがんばらないとなあ。
まあ、これをまたこれ見よがしに送ってくるところがドニーらしいといえばらしいんですが(笑)。


1月13日 昼から吉田さんたちに役者トレーニングを任せて自分は打ち合わせで現場。今日は寒い!
最低気温が−7度だと。・・・すいません、上海なめてました。
アンソニー・ウォンに「空手の練習したいから、メニュー作ってくれよ〜」とからまれる。言うこと聞かないと人肉饅頭にされそうなので(笑)、作ることを約束してしまった。
夜は一人で近所の劇場で「アバター」を鑑賞。ん?日本で「重い」と評判の悪い3Dのメガネとちょっと形状が違う。各国、仕様が異なるのかな? と思ってると、予告編もなしにいきなり本編スタート。
・・・もう、圧倒されてしまった。ジェームズ・キャメロンの「やりきった感」がすごい。
今まで「3Dって、意味あんの?」ぐらいにしか思ってなかったのだが、これはその価値が十分にある。自分が本当にそこにいるかのような気分にさせられ、最初は違和感のあった青い異星人のネイティリとかも1時間ぐらい経つと「よく見ると可愛い」という感覚を抱くようになり、しかしこれもジェームズ・キャメロンの綿密な計算の元なのかと思うと、感心するやら悔しいやら(単純だから見事にはまった)。
こんなの、アジアでは当分作ることができないだろう。でも大事なのは、自分たちにしか作れないものを作り続けること。
というわけで、明後日の撮影でどうやって人を落っことすかを考えながら寝ます(笑)。


1月14日 昼過ぎに静安寺まで出て、上海の空手関係の方とランチ。月末の撮影で協力をお願いする。そのあと、松江に戻ってロケハン。そして、また上海に出て、ドニーがゲスト出演する「ASIA UNCUT」という番組に付き添いながら、いろいろエンディングのアクションに関して打ち合わせ。
今日のシメは「翆華」の「咖哩牛喃牛筋飯」。相変わらずウマい!!


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(左上)「アバター」のでっかい看板。
(右上)「名探偵コナン 漆黒のチェイサー」とジャッキーの「The Spy Nextdoor」はそろそろ公開。
(左下)国産ヒーローもの。

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2010年1月11日 (月)

今日の出来事31

1月7日 2時半出発で現場へ。今日もいっぱい爆破! 
ここはいわゆる「金属厰」と呼ばれるロケ現場なのだが、最初にここに来たときは「葉問2」でドニーとサモ・ハンが闘う「茶樓」のセットだった。それが新聞社になったり、日本軍の本部になったり、警察になったり、解体実験室になったり、どんだけ使い回しとんじゃい!!というくらいフル活用されている。
「金属厰」というぐらいだから、元は金属関係の工場か何かだったんだろうが、日本でも閉鎖した自動車工場とかを自治体が誘致して撮影に使わしてくれたら、さぞかし便利だろうになあ、と思う(ヘタしたら、その街自体がゴーストタウン化してたりするから、街全体使って大きなアクションできるかも)。
今年になって初めて撮影部としても稼働。ARRI435の50mmのレンズで爆破をキチッと捉えた!
明日で爆発シリーズは終了!


1月8日 昨日は室内で爆破の連続だったが、今日は屋外で爆破。・・・って言っても、スタントマンの数は限られてるから、結局同じメンバーが顔を隠したり、帽子を深めにかぶったりしながら、何回も吹っ飛んでる。今のところ、一番死んでるのは富田だろう。次点でチョメって感じかな?
吉田さんは特徴がありすぎて、そうおいそれと出せないし(でも、最近は大活躍だ)。
今日も撮影部として稼働。カメラ回してるときは「みんな、火に包まれてしまえ〜!」と思ってしまう自分が恐い(笑)。


1月9日 朝から浦東にある移民局へ。別に移民するわけじゃなく(笑)、中国滞在が3ヶ月を越すのでビザの延長手続きのため。ああ、一回日本に帰れると思ったのに・・・。
松江に戻って、日本の役者さんのアクション練習。この人は日本では今をときめく大スターなので、けっこう気を使うかな?と思ったが、とても気持ちのいい人で、飲み込みも早いので助かった!
そのあと、先日撮影した分のTC(テレシネ)が来たので編集。
朝、早起きしたのでムチャクチャ眠い・・・。
が、明日は実は副武術指導の渡哥の誕生日。12時になった瞬間に編集室の隣でケーキを囲んでみんなでお祝い。自分が香港に行ったばかりの頃から世話になってる彼は今年で54歳!! 話は長いが、むちゃくちゃ元気だ!
吉田さんのときはケーキまみれにしたスタントマンたちも、渡哥にはさすがにケーキはぶつけなかった(笑)。一応、空気読めるんだな・・・。
ビールとかウィスキーとかも開けて、かなり酔っぱらったし。
編集? いや、もう今日は寝ますって、そりゃ。


1月10日 今日は10時半出発で撮影。詳しくは書けんが、ドニーがすごいがんばってた! 46歳なのに、努力を続ける姿勢はすごい!! 
帰ったら、金像奨の投票用紙が届いていた。そうか、もうこんな季節か〜。
よし、最優秀主演男優賞は「十月圍城」のドニーにしてあげよう(←なぜか上から目線)!

それと告知。
キネマ旬報社から、気がついたらこんな本が発売されてました!

「オールタイム・ベスト 映画遺産200 日本映画編」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873766958/kinejundb-22/ref=nosim

「オールタイム・ベスト 映画遺産200 外国映画編」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873766966/kinejundb-22/ref=nosim

それぞれ寄稿してるんで、よろしく!!


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(左)1月10日生まれのキャスト&スタッフ4人合わせて現場でもお祝い。
(右)これが投票用紙。

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2010年1月 7日 (木)

今日の出来事30

1月1日 新年1発目はナイターで雨降らしという実におめでたい撮影。
昼間に現場に到着したときはまだ日差しがあって暖かかったのに、やっぱり太陽がなくなると寒い。
今日は早いとこ終わらしたい・・・と思ってたのに、初っ端のワイヤーからはまってしまい、40テイク・・・。やばい。
まだドニーのアクションいっぱいあるのに。どうまとめる、俺!?
で、気がついたら自分もイム・ワーも衣装に着替えてドニーにからむはめに(笑)。
これは自分たちがやると、ドニーとコミュニケーションが取りやすいから。
若手のスタントマンがやるとドニーにはビビって何も言えないので(もしくは言葉がしゃべれない)、言われるがままになってしまうのだが、自分たちだと「このタイミングでここまで出るから、そこで蹴るってことでいい?」とドニーだけじゃなく、自分もやりやすい方向に持って行くことができるのでOKになる確率が高くなる。何か文句言われても、言い返せるし(笑)。
いやでも、体動かすのはやっぱ楽しいな〜と思ったのなんてほんの一瞬、そのうち全身が寒くなって来て、濡れた服は重いわ、震えは止まらんわ、股関節が固まるわ、なんか悲惨な状況に。
終了は3時過ぎ。
帰って熱いシャワー浴びて速攻寝ます。


1月2日 明日撮るシーンのロケハン。昨日の雨降らしで風邪引いたのか、ずっと気分が悪い。
ドニーにホテルの「FUKAMI」という日本食に連れて行ってもらったが、全く食べれなかった。カニとか和牛とかいろいろあったのになあ。
ああフラフラする・・・。


1月3日 一晩寝たらすっかり回復して、元気になった!
今日の撮影は14時出発でそんなに大掛かりなことでもなかったので、22時には終了。
アンドリュー・ラウ組は午後に始まり、深夜になる前に終了する、いわゆる「中班」と呼ばれるシフトが非常に多い。なぜかというと、監督が夜になると眠くなっちゃうから(笑)。
ええ監督です。


1月4日 おととい撮影した分をビデオアシストの映像ながらも編集してみる。かなり面白くなってるんじゃないかなあ。
途中でドニーから電話あり、そのままホテルで晩ご飯&打ち合わせ。
i podの中に入れてる、今まで編集した映像を見せたら、ボソッと「・・・俺、アクションうまいなあ」って(笑)。
そんなの、わかってるよ!


1月5日 本日は朝から悲劇が。i phoneが水没してしまったのだ・・・。
歯を磨きながら、i phoneをひっくり返してたら、手が滑ってそのままトイレに! もの凄い速さですくいあげたのだが、時すでに遅く、画面が真っ暗に。がーん・・・!!
日本だと「修理不可能」かなんかで確実に買い替えになるところだが、ここは中国、何か策があるはずだと、チョメが以前に言っていた近所のアップルストアもどきに行ってみる。
すると、2日で修理できるとのこと。お〜、いけるじゃんと一瞬思ったが、もし直せるなら今日直したい。i phoneの中には撮影中の映像なども入ってるので、預けるのはちょっと恐いし。
で、再びチョメに聞いてもらったら、徐家匯にあるアップルのサポートセンターに行ったら、当日直しができるという夢のような話が!
行ってきましたよ、1時間かけて徐家匯まで。状況を話したら、中の部品を取り替えるので、500元ほどかかるけど、1時間で直るって!!! すごい! 初めて中国の事をすごいと思えた!!
日本で杓子定規な対応してるヤツ、ちょっと反省しろよ〜。
で、おとなしく待ってるうちに、そこにチョメや吉田さん、富田、岩本が出現。何でもチョメのパソコンも今朝開いたら画面に「?」の字が出てるだけで、ウンともスンとも言わなくなってしまったんで、古北のアップルに行ったら、うちでは直せないからってことで、ここまで来たんだって。
チョメのパソコンもハードディスク取り替えて、1000元ナリ。もちろん当日引き渡しです。
すっかり元気に動くようになったi phoneを手に取りながら、みんなで「ココイチ」のカレーを食べて帰ったとさ。
めでたしめでたし!!


1月6日 今朝からYahoo! Japanとmixiがつながらなくなった! クリックすると「低俗なサイトにアクセスするのはやめましょう」と出やがる。You Tube, Facebookに続けてmixiまで封じられたか・・・。
というわけですので、これを読んでる人はmixiでメッセージとか送ってこないでくださいね。どうせ見れませんから。
今日は14時出発。爆破のカットがいくつもあったのだが、もうマンガのようなド派手な爆発の連続。先頭にいた吉田さんなんか煙に包まれて、ヒゲとか焦げてたし(笑)。
明日もバンバン爆破します。
撮影は寒かったり、熱かったり、まあそんなもんです。


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ココイチのカレー、ってそんなもん皆さんには珍しくもなんともないでしょうが。

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2010年1月 1日 (金)

新年快楽!!

祝大家身體健康、萬事如意、心想事成、龍馬精神!!  

May All of Your Wishes Come True in This Year 2010!! happy01


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from 上海

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新年明けましておめでとうございます!!

今年最後の更新にしようと思ったら、年が明けてしまった〜(泣)。


12月28日 ここ10日ほどは上海市内のセットで主にドラマ部分を撮っていたので、あんまりアクション部的な動きはなかったのだけど、それでも脚本の打ち合わせや何やらで結局は毎日のように顔を出していた。
今日はここの最終日。終了後、監督と1月撮影分の打ち合わせをし、松江に戻る。
夜はチャン・イーモウの新作「三槍」を見に行く。チャン・イーモウじゃなくて、ジェフ・ラウ監督作品じゃないか?と思うくらいのはじけっぷりでけっこう受けてた。
中国語がもっとわかれば面白かったんだろうが、イマイチ乗れず。喜劇は難しい。
そのまんま、隣のシアターでやってた「十月圍城」を鑑賞。1回目よりも更に面白く見る事ができた。
今度は自分の名前も大内、柄澤の名前もエンドローラーに載ってたし。
前回と同じ劇場なのに、何でこういうことが起きるんだろう? 思うに、前回は初日に見たので、プリントがまだ間に合わず、プレミア版か何かのコピーが来たのではないか?
帰って編集室でここ数日のビデオアシストの映像を見る。うん、いい感じっす!


12月29日 昼からdecathlonに行って買い物。ここはフランス系?のアウトドア用品専門店で、毎回来るたびに購買欲が刺激される。いろいろ細かいものを買ってしまったが、そんなに持って帰れないので、結局は中国のスタントマンにあげたりするんだろう。みんなねだり上手だから(笑)。
夜は副武術指導の渡哥の誘いで近所の火鍋屋に。しかし、ごちそうしてもらって言うのもなんだが、火鍋も正直飽きてきた。
湯豆腐とかが食いたい!


12月30日 朝から勝強の撮影所に出かけて、あさっての撮影分などのリハ。しかし寒い。
あさってはナイターで、しかも雨降らしがあるというのに、こんな寒さで大丈夫なのか?
死ぬぞこれ。
帰ってから、今日撮った部分を編集で差し込んで見てみる。こういう自分たちでやるリハの映像などは自分のファイナルカットで編集してしまうのだが、操作でわからないことがあると大抵吉田さんに聞く。
吉田さんなら、たとえ知らなくても、何とかして調べて教えてくれるから。
助かります、ハイ。


12月31日 昨日で年内は終わりかと思いきや、今日はロケハン。来月撮る分のロケ地を朝から夕方ぐらいまでかけて、いろいろ回る。
で、夜はまた吉田さんの部屋でいろいろ調べものをしてるうちに、年が明けてしまった・・・。
でも、この作品が終わるまでは年明けた感じしないわな〜。

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(左)今はなつかし、「十月圍城」のセットですね。
(右)「甄功夫」のロゴ。「いさお」じゃなくて「クンフー」と読みます(笑)。

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