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2010年4月28日 (水)

今日のつぶやき8

4月18日 朝から先週撮ったヤツの編集。今さらだけど、作品を生かすも殺すも編集次第。素材はいいのに仕上げで悲惨になった作品をたくさん知っている。
かの北野武が、編集は「数学的思考」だと言ってるのを聞いたことがあるんだけど、要するに普通は「y=ax+bx+cx」となるであろうところを、編集のうまい人は「y=x(a+b+c)」と簡潔にわかりやすくまとめることが出来る、ということらしい。
ちなみに自分は数学が大の苦手だった(笑)。
それが終わって夕方から別作品のアニマティクスのチェック。こちらは実写の撮影素材と違ってまだ素材自体を修正したりできるだけに、正確に判断しないと作業がズルズル延びてしまうことになるから慎重かつ大胆に指示しないと。
アングルやレンズまで直せるから、いろいろ直したくなる。が、あんまりやりすぎると勢いや荒々しさがなくなってしまい、予定調和のヌルいもんにしかならん例もこれまたよくある。気をつけよ。

4月19日 「のだめカンタービレ 最終楽章 後編」を見に行った@新宿バルト。テレビも原作も全然見たことがなかったのに、前作をたまたま見て衝撃を受けた。今回も面白かった。上野樹里は「笑う大天使」のときに一緒にやったけど、すごい女優になったなあ。あの頃からその片鱗は十分にあったけど。
ところで本日は香港電影金像奨という香港のアカデミー賞の発表日。最優秀アクション設計は「十月圍城」がゲット! あの作品は「いいからとりあえず来い」@ドニー、と言われてよくわからんうちに急遽参加というイレギュラーな関わり方だったし、状況が状況だったのでやりきった、という気持ちはあんまりない。が、わずかながら自分も貢献できていたならうれしいこと。
アホみたいに動いてくれた大内くん、カラサワくんもごくろうさま。
しかし、上海の夏の蚊は今思い出しても恐ろしいわ。
夜は、というか朝までかかって「彩り河」「チェイサー」を鑑賞。「彩り河」は中学の頃に見て(もちろん真田さんのアクションを期待してだ)、何じゃこりゃ?と思ったが、今回見てもその感想は変わらなかった。名取裕子がすごいキレイ。
「チェイサー」は大傑作。

4月20日 朝からいろいろ調べもの。日本のCMで香港のアクション俳優を使いたいのだが、向こうの人は日本のような芸能事務所という単位で動いているわけではないので、演藝人協会に連絡したり、スタントマン協会とかTVBとか。来週あたりに監督と香港行ってオーディションか。
夜はキックボクシング。シャドー→ミット→スパー。気持ちいいので、そのまま自転車で新宿まで出て、「アリス・イン・ワンダーランド」鑑賞。
この土日で「アバター」の220%を稼ぎ出してるらしいけど、公開館数自体も855館!って多すぎないか? 47都道府県で単純に割っても平均20館近くってことだよ。
で、3Dで鑑賞したわけですが・・・、いろいろ凝った画を見せてくれるのだけど、お話が致命的につまらないので、個人的にはあんま乗れませんでした。眠かったのかも?
そういえば、何年か前に「不思議の国の有栖川ナミ」という短編を撮ったことがある。こちらも見てみてください(どこで見れるんだろ・・・?)

4月21日 自宅作業、するつもりが「ダニー・ザ・ドッグ」を見始めてしまって時間になってしまった(←ダメ人間だ)。
昼から目黒に行って打ち合わせした後、吉祥寺で塩川さんに案内されてB級グルメツアー。塩川さんは不幸な終わり方をした、例の上海の特撮番組「五龍奇剣士」のときに一緒で、そのあと「レスキューフォース」などで監督をしている人。
焼き小龍包から始まり、カツサンド+野菜メンチカツサンド→スポーツバーでさらにいろいろ。
食い過ぎです。

4月22日 昨日の晩に書こうと思いつつ、寝てしまった(←ダメ人間だ)ので朝から字コンテ書き。
字コンテって何?って思う人もいるだろうが、簡単に言えばその日の撮影プランをカットごとにメモ書きしたようなもんです。
アクションの場合は、事前に画コンテを撮る人が主流だけど、自分の場合はほとんどやったことない。
というのは、画コンテをひとつの着地点として目指してやってしまうと、そこまでも着地できない気がするから。現場は生モノなので、当然画コンテを撮った状況とも違ってくるはず。
天候が違った、衣装を着たらその動きが出来なくなってしまった、実際の役者にやらせたらうまくいかなかった、カメラマンが意地はってわざと違うアングルを探し出した、などなどでその目指してる画に行き着かないことが(自分の場合)多い。
結局、スタッフが見て「大体こんな感じ」ってわかりゃあいいわけなんで、なら字コンテでいいでしょってわけで、決して「絵がヘタ」なことのいいわけじゃないですよ(笑)。
この「大体」ってとこが重要です。。
頭が溶けそうになって来たので、夜はキックボクシング。頭脳労働と肉体労働のバランスの良い日、でした。

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これは大阪鶴が丘にある喫茶店「マロン」。20年以上前、倉田アクションクラブの練習が終わると大体ここにいた。みんな、コーヒー一杯で何時間もいたからえらい迷惑だっただろうなと思う。この前、目の前を通ったら、当時そのまんまなのに逆にビックリ。

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2010年4月18日 (日)

今日のつぶやき7

4月9日 日本俳優連合、通称日俳連には「アクション部会」というものがあり、自分は昨年から副委員長の職を仰せつかりながらも今日が初参加(汗)。JAEの西本委員長や高瀬将嗣氏、森聖二氏、芸利古雄氏、二家本辰巳氏らとともに今後のことをいろいろ確認。
自分はついてくので精一杯なんだけど、参加した以上はどんどんいろんな提案をして、アクションを生業とする者たちの互助組合というか、香港のスタントマン協会みたいにとりあえずここ入っとかないと始まらん、いう存在になればいいなと思っている。
というわけでスタントマンの皆さん、積極的に参加しましょう!映画も1,000円で見れるよ(笑)。
ところで芸利古雄さんは年も近くて奈良出身だから、きっと生駒辺りですれ違ってるはずなのだが、彼の芸名は「ゲイリー・オールドマンが好き」というところから来てるらしい・・・。

4月10日 朝からジム。こういう特殊な空間に来るとみんなムキムキな人間ばかりなので、自分がダメなように感じて、つい頑張ってしまいがちだがそれが間違いのもと。アクションは瞬発力>柔軟性>>>>>筋力です。
午後に来月やるヤツの打ち合わせ。参加者全員が関西人、という奇妙な連帯感の中で何とそのうちの一人が同じ北大和高校の出身と判明! 「じゃあ、○○先生知ってます?」とか「あんな坂道、よく自転車で上りましたよねえ・・・」みたいなローカルトークに。自分より5年下の後輩とわかったので急に呼び捨てになったりして(笑)。
夜は中学の同級生たちと五反田で食事。その帰りに新宿で何か映画を見たくなり、予備知識なしで「シェルター」という映画を見に行ったが、見出して次第に睡魔が襲ってきて、気がついたら80分ぐらい経過してた(笑)。

4月11日 自宅作業。BGVは「クレージーモンキー 笑拳」!

4月12日 FACEBOOKとかミクシイ、twitterは登録してるだけで自分では何もやってないのだが、たまにそれを通して取材の申し込みなんちゅうのがあったりして、けっこうこれが時間を食う。
今日もFACEBOOKを通してドイツの映画ライターからの英文でのインタビューを、いい顔しようとしてオッケーしてしまったのが運のつき。膨大な質問が寄せられ、それに答えてるだけで、どんどん時間が経過していく。てか、英文だし。誰か早いこと「翻訳コンニャク」発明してくれ。
夜は「カンフーくん」のときにお世話になった角川映画の小林さんと新宿で豚しゃぶ。「沈まぬ太陽」の話がいろいろ聞けて、楽しかった。

4月13日〜15日 奈良に行ってました。

4月16日 何ですかこの寒さは・・・!?
午後から下村勇二に誘われ、「戦闘少女」の試写@東映ラボ。いろんな意味で濃いぃ映画だった。ある特定の層だけをピンポイントで狙ったジャンル映画。作り手が「あんたら、こういうの好きなんでしょ?」と器用に計算して作ってるというよりは、「オレはこういうのが好きなんだよ〜!おらああああ!」という風な、完全に作り手の生理にもとづいた映画。これを「くだらん」というのは簡単だけど、金太郎アメみたいになってしまった邦画系メジャーよりも潔いかもしれん。
いや、ちょっと待って。違うかも。この人たちは、「くだらん」って言ってほしくて作ってるんだと思います、たぶん(笑)。
そのあとは谷垣&下村&園村で場所をあちこち移動しながら、夜までずーーーーーーーーーーーーーっとアクションの話。刺激的な時間が自分の中のアクション脳をどんどん活性化させていく。
「くだらん」映画が作りたいなあ。

4月17日 昨晩FTPで届いたCGのチェック。7月の完成に向けて、ここからが第2ラウンド。しかし、日本はこういったファイルも5秒でダウンロードできるから楽だなあ。去年、上海でCGチェック用のファイルを開こうとしたら、「150時間」かかるって出て、ぶったまげただよ。
夜は小田一生さんと会って、先日やったヤツの仮編を受け取り新宿で食事。
家帰って、仮編チェックしつつ自宅作業。今日のBGVは「少林寺木人拳」!

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(上)下村さんは、だいたいいつもこの角度です。
(下)下村勇二&園村健介「アクションバカーズ」

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2010年4月 9日 (金)

今日のつぶやき6

4月4日 「どついたるねん」&「仁義なき戦い」鑑賞。どちらも当時としては低予算だったのだろうけど、すごいパワー。見てる方も体温上がる。
夜は、ファンサイトを運営してくれてるテラダさんと食事@チャイナムーン。ここの梁さん(香港人)が作る料理はむ〜ちゃくちゃうまい。今日も腸粉から始まって、蝦餃、シューマイ、排骨、鳳爪、大根モチにマンゴープリンと堪能。
上海で食う飲茶より全然ウマい!

4月5日 資料として「人生劇場 飛車角」を鑑賞。任侠モノの原点のような作品だが、むちゃくちゃオモロい!!鶴田浩二カッコいい!!
夜はカラサワイサオとご飯@もうやんカレー。アクションバカが二人揃っても、結局アクションの話しかしないんだけど・・・。

4月6日 明日の撮影、何にも決まってない! どうすんだ〜。アクションだけでも字コンテ書いとこうと思ったが、途中でアホらしくなってやめた。
NIKE の新作ゲット!@中目黒。世界にただ1足の自分デザイン!森部さん、いつもありがとうございます。

4月7日 朝から撮影@恵比寿。今日はなんて言うのか・・・。自分が中心になって現場を回してるのに、そこはかとなく漂うアウェー感(笑)。頑張れば頑張るほど、「アクション好きな、頭のおかしい人」と思われるのが、ツライところ。

4月8日 今日はずっと打ち合わせで、頭がこんがらがりそうだ〜!
家帰って、キックの時間まで仮眠しようと思ったけど、いちど寝たが最後、時間になっても起きられない。もう、このままサボろうと思ったけど、思い直して行ってよかった。適度な運動は気分転換になりますわ。
さっきまで倉庫の整理して、明日の打ち合わせの資料作り。
明日も早いんで寝ます。おやすみなさい。


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(上)NIKEダンクのローカット。夏らしく青に。よく見ると革とエナメルの違う素材を組み合わせてるんですよ。
(中)後ろには、「STUNTS」と入れてみました!
(下)目黒川の桜。めっちゃキレイ! ここの桜なんて、子どもの頃は全く興味なかったのに。

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2010年4月 5日 (月)

今日のつぶやき5

3月29日 午前中、映画秘宝のコラム。今月は締め切り守れそう・・・。午後も引き続き、別案件の書き物。運動不足。

3月30日 朝からヒッチコックの「めまい」DVDで見直す。すごく好きな映画の1本なのだけど、ヒッチコック自身は主演のキム・ノヴァクをあんまり気に入ってなくて、泳げないのに海に飛び込ませたりといろいろいじめたんだと。かといって、当初の望み通りヴェラ・マイルズが主演だったら同じように傑作になったかはわからないし・・・、とあれこれ想像するのは楽しいですね。ちなみにヒッチコック女優で一番好きなのはグレース・ケリーですが。
午後、ドニーに送る用の音楽資料が届き、梱包用のパチパチマットを買いに近所の文房具屋に行ったら、おばちゃんが「あ〜、あれね、誰も買わないから昨日人にあげちゃったのよ。ちょっと待ってね・・・」と奥に行き、「まだちょっと残ってたわ。はい、これ持って行って!」と十分すぎるほど手渡してくれた。何か悪いので、シャーペンか何か買おうとすると、「今度また買いに来てくれればいいから」と言われ、結局1円も払わずに文房具屋を出ることに。
でも、こういうことがあったら、これからはここで買おうという気になるもんなあ。商売の基本かも。
新宿で打ち合わせの後、夜12時からの回で「花のあと」@新宿バルト。北川景子が高瀬さん(←この作品の殺陣指導)にダブって見えて、一人でニヤニヤ。

3月31日 渋谷で2件打ち合わせしたあと、池袋に。小さい頃は池袋っていうとサンシャイン60とかできたばっかりで、すごく脚光が当たってたような、まぶしいイメージがあったのだけど、いつの間にかよっぽどの用事がないと来なくなってしまった。1年半ぶりぐらいの池袋だけど、ここは中国か?と軽いデジャヴ感。
焼き小龍包の店を見つけたので入ってみたが、表面を焼きすぎてカッチカチになってるので食べにくい。全く楽しめず、上あごもやけどして散々。
周りで食べてる人に、「違うよ、本当はこんなんじゃないよ。もっと美味しいんだよ!」と言いたい衝動にかられる。
友人のマイク・リーダーからメール。ジャッキー・チェンの新作でファイター&スタントマン募集中だそうです。我はと思う方は、プロフィールとデモテープを送ってみてください。
Mike Leeder
Screen Ops, 24/F Suite A
Crawford Tower, 99 Jervois Street
Sheung Wan, Hong Kong
毎度のことながら、自分はこの件には関係ないので、質問はやめてくださいね。あと、デモテープがないんですがなんて言いながら資料だけ送ってくる人も、迷惑なだけなんでやめてください。以上。

4月1日 私めのファンサイトが9周年でございます。テラダさん、ありがとうございます。

http://www5a.biglobe.ne.jp/~yoshiji/t-kenji.htm

今日から六本木でブルース・リー展。さっそく行って来たが、これはすごい。見たことない写真とかいっぱいある! あとはブルース・リーの愛用したヌンチャクとか衣装、手紙、それから「ドラゴンへの道」のシーンブレイクダウン(ハコ書きというヤツですね)! 英語(きれいな筆記体)で書かれてるが、ところどころ広東語表記になってたり、中国語だったりといろんなモードで執筆してたんだなあ、とちょっと頭の中をのぞけた気分になってしまう。

http://news.walkerplus.com/2010/0330/23/

中村瀬永さんに挨拶していると、後ろから声をかけられた。何と、中学の同級生!今はイラストや造形デザインの仕事をしていて、中村さんとも一緒に仕事をしているのか、知り合いらしい。ブルース・リーがとりもった、25年ぶりの再会。
影響を受けやすいので、夜のキックボクシングの練習はステップがブルース・リーになってた(笑)。
帰宅して、資料として松田優作版「野獣死すべし」を久しぶりに見る。何かもう、やりたい放題やりすぎて後半なんか全く意味がわからん。これ、現場大変だったんじゃないかと思う。

4月2日 ひたすら自宅作業。といいつつ、テレビ見たりYOUTUBE見たりでまったく進まん。意志弱すぎ。気分転換と称して、夜はキックの練習に行く。気分転換にはなるが、疲れるから帰ったら、そら寝るわな〜。で、ほとんど進まんうちに1日が過ぎる・・・。

4月3日 渋谷で打ち合わせ→新宿で打ち合わせしてから、行ってみたかった「蒙古タンメン」に。こりゃ、クセになるわ→六本木で知野二郎さん&エビヌマ・リーに会い→新宿で来週やるヤツの打ち合わせ→野方で田中さんたちと飲んでたら、朝になってました・・・。

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中村瀬永さん&ブルース・リー師父と。

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