1月26日 今日は撮休なので、北京まで出てブラブラ。
三里屯のApple Storeをのぞいたり、南鑼鼓巷という、ちょっとレトロ(←死語)な感じのおしゃれスポットに行ってみたり。
日本のたこ焼き屋が何軒もオープンしてた。流行りなのか?
夜は国貿のSOHOで「精武風雲」で「力石猛」役をやった木幡龍さんと合流。
ALLDAYSというレストランでデニーズが出資してるらしいが、コーヒー飲み放題ということを考えるとロイヤルホストの間違いじゃねえか。。。まあ、どっちでもいいか。
しかし、ここも北京。我々がいま撮影している懐柔区も北京。
同じ北京なのに!
1月27日〜28日 一緒に武術指導をやってるイム・ワー(「カムイ外伝」にも忍者役で出てますよ。池で死んでるw)が、お母さんの具合が悪いということで今日から河南省に帰った。
彼は20歳の時にシンガポールに移民して家族も向こうなので、なかなか故郷には帰る機会がない。だからこういう時こそ帰っとかないとね。。。
そういう自分もあと3日!で日本に帰国するので、いろいろ今後のための引き継ぎをしておかないと。
ここ数日で楽しかったのは、3Dカメラのカメラマンをしたこと。
自分がカメラを操作するのが好きなのは、このブログを見てる人はもう知ってると思うが、3Dカメラ(今回のものはドイツのP+S technikのFreestyleというもの)は帰るまでに一度はやってみたいと虎視眈々と狙っていたのだ(笑)。
文寶と大輝という、2人の香港人がカメラマンなのだが、この2人とは今までも何度も一緒にやって来ているので融通が利く。
ちょうどメシ押しでやってたので、大輝に「メシ、交代で行こうよ。カメラならオレやっとくから。ほら、早く行って!」って言って、まんまと数カット撮る事に成功したのだ!
まあ、大したカットじゃないんだけど、いいの!完全に自己満足だから(笑)。
・・・しかし、こんなのアメリカの現場、いや日本の現場でもあり得ないよなあ。
1月29日〜30日 今日で自分は最終日!
でも浮かれてたら何となくバツが悪い。なもんで必要以上にシリアスな顔をしてたら簡単にバレてしまって(笑)、プロデュ−サーの霍耀良(昔、「タイム・ソルジャーズ」とかいろいろ監督してた人)に「とりあえず、ここの三星洞のシーンを撮りきったら帰っていい!」って言われた。。。
ハイハイ、撮りきりますとも!
というわけで今日も16番では三星洞のアクション、隣の15番ではドニーの芝居部分を撮るという2班体制。
結局撮り終えたのは、朝の4時半!
そのままホテルに戻って、荷造りするほどの荷物はないので、とりあえずシャワー浴びて5時15分に空港に向けて出発!!
さようなら、北京。。。
空港でドニーにちょっと挨拶して(ドニーは同じ時刻の便で香港に帰る)、一路東京へ!
機内ではもう爆睡。。。
毎回思うんだけど、成田のイミグレに行く前のエスカレーターの壁に「おかえりなさい」って書いてあるでしょ? あれ素晴らしい! 毎回癒される!
そんでスーツケース持ったまま、渋谷から車でそのまま新木場の某現場へ。
知ってるスタッフばっかりだったので、楽しい!
でもみんな、「今度はいつ中国に帰るんですか?」っていう言い方はやめてくれ(笑)。
日本に「帰って来た」んですよ!!
現場でキックファクトリーの北村さんとちょっと打ち合わせして帰宅。
今日は長い1日だったな〜(2日か?)
シャバの空気はうまいぜ。。。
湯船に浸かって極楽、極楽。。。
1月31日 ソニーのサービスセンターに行って、修理してたビデオカメラを受け取りに行く。
モニターを交換して、¥19,950也。高っ!!
北京から明日撮影するシーンのショットリストが急に必要になったと連絡があり、急遽作成して送る。。。
夜は小田一生さんと新宿の「寿司辰」で久々のお寿司!!
この世にこんなうまいものがあるとは(笑)。
2月1日 午後からベンと渋谷天馬さんに会う@「チャイナムーン」。
渋谷天馬さんは「葉問 序章」で憎々しげに日本兵を演じてた人。
ご本人は至ってさわやかな、気持ちのいい人なので、誤解なきよう(笑)。
そのあと、大内&佐久間と中村屋でご飯。
何か、お互い戦地から帰還した者同士って感じ(笑)。
夜は久々にキックに行って、スタミナのなさを痛感。足つった。。。
深夜に「ソーシャルネットワーク」を見に出かける。
今のところ、今年のナンバー1(まだ3本しか見てないけどw)!
2月2日 中国は明日から旧正月。
アクション部もみんな故郷に帰ってることだろう。。。
午後から「犬とあなたの物語 いぬのえいが」鑑賞。
前作の「ねえ、マリモ」は見るたびに泣けてしまう。今回も泣かせるものから爆笑させるものまで、いろいろ豊かな構成になっていた。
オープニングの「あきら!」は反則的な面白さ(笑)。
そのあと、新宿で下村と合流。
wired cafeでご飯食べて、雑談して、編集素材の入ったハードディスクを渡す。
ハイ、編集丸投げ、ってヤツです(笑)。
がんばれ〜。。。
そしてずっと楽しみにしてた「キックアス」を鑑賞。
ヤバい!面白すぎる!
こういうのやりたい!
ずーーーっと、ヒットガールのテーマが脳内かけめぐってる。。。
2月3日 今日は武術をやっていて、中国でアクション俳優を目指しているという日本人の子に会った。
こういう子たちに自分がアドバイスしてあげられることは実はほとんどないのだけれど(もしスタントマン志望なら話は別だが)、でも結局は「アクションはもちろんだけど、芝居をしっかり勉強した方がいいですよ」っていう話になる。
よく聞かれるんだけど、「アクションうまくなるには何やればいいんですかね? 武術?テコンドー?器械体操?ダンス?」という質問。
「うーん。。。芝居じゃないですかね」と毎回答える。
芝居がうまい人はアクションもうまく見せれる。
役柄からアクションを捉える人はその動きに説得力を持たせられる。
ちょっと話は変わるが、松山ケンイチはすごくアクションがうまい。
それは彼が自分の中にリミッターを持たなかったからだ、と思う。
「オレは役者だから、ある程度出来るようになっときゃいいっしょ」なんてことは全然考えてないはず。
リミッターがないから、グングン伸びる。
逆にアクション俳優も「オレはアクションが得意だから、まあ芝居はある程度出来りゃいいかな」なんて思ったらおしまい。
そう思って、消えた人はたくさんいる。
逆にジャッキーやドニー、真田さんとかは、芝居を大事にしたからこそ今でも第一線で活躍できてるんだと思う。
まあ、芝居とアクションを分けて考えるのも変な話ですが。
・・・なーんてことをその彼と話してて思った次第です、ハイ。
そのあと、「グリーンホーネット」と「キックアス」をもう一回。
同じようなキャラものなのに、この温度差は何だ・・・!?
2月4日 日俳連アクション部会の会議。
自分が言い出しっぺで、なぜかツイッターをやることになってしまった・・・。
よろしく。。。
http://twitter.com/#!/action_bukai
高瀬将嗣さんと食事に行って、いろいろアクションや映画の話をしていたら、気がついたら終電前。
7時間ほど話し込んでいた。
女子高生か(笑)!!





(1枚目)下村勇二氏による画コンテ。
(2枚目)三里屯。
(3枚目)南鑼鼓巷。
(4枚目)国貿SOHO。
(5枚目)「寿司辰」@新宿。
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